2023-05-27
【おしらせ】松野町・芝不器男句碑の音声ガイドを担当しました/「NHK俳句」5/21放送に作品を取り上げていただきました
俳人芝不器男の出身地である愛媛県北宇和郡松野町には、不器男の句碑が多数あります。そのうちの五句について、音声ガイドを担当しました。
あなたなる夜雨の葛のあなたかな 芝不器男
永き日のにはとり柵を越えにけり
何人かの俳人で手分けして音声ガイドを付けていますので、松野町に行く機会があればぜひいろいろ聞いてみてください。私が担当した句は有名句ばかりですが、私もその他の句碑の解説を聞いて学びたいです。
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「NHK俳句」2023年5月21日放送回、村上鞆彦さんによる「人生を詠う」の幼少期編に〈少女みな紺の水着を絞りけり〉を取り上げていただきました。放送では加藤登紀子さんがゲストで、作品にコメントくださっていて嬉しかったです。幼少期の回想句として、テキスト5月号にも掲載されています。
自分としては、かつての自分を含む中学生ぐらいの少女として書いたつもりでしたが、大学時代に書いた句ですので回想の句であることは間違いないです。「かつての自分を客観視する」というのは、今後も作品のなかでやっていくことになるでしょう。生きていると人生は進んでいきますね。
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