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2020-12-30

【掲載情報】角川「俳句」2021.1号の座談会で作品を取り上げていただきました。

角川「俳句」2021.1号の座談会で作品を取り上げていただきました。

新春座談会 片山由美子・鴇田智哉・関悦史・大西朋「新時代、俳句はどうあるべきか」のなかの、「それぞれ「コロナ」の読み方」(←詠み方、では…?)で、関悦史さんに佐藤昭子(母)の作品を取り上げていただき、ついでに私の作品も挙げていただきました。

カメラのみ立てて教室つばくらめ   佐藤昭子

出てもいい 月を見にベランダへなら 佐藤文香

うちは母が俳句をやっていたから娘が俳句を…というパターンではなく、娘が俳句を始めたので母も、というかんじだったので、ふたりでの掲載はたぶん初めてで、ちょっとうれしかったです。先日お亡くなりになった有馬朗人さんの作品も掲載されており〈我が母の生まれし伊勢の海老飾る〉という句があって心を動かされました。私の母も三重県の出身なもので。

思ひゐる真中をひらく寒椿     柿本多映

眼鏡も眼鏡の奥の眼も去年今年   小澤實

女いつも水洟となり死ぬと言ふ   坊城俊樹

砂場みな乾くことから花柊    津川絵理子

うつとりと山の夕づく洗膾かな    林洸輝

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