謹賀新年2020/【掲載情報】「文藝別冊 川上未映子」など
あけましておめでとうございます。
告知的なものが後手後手になり、もはや自分用のメモでしかなくなっておりますが、年を越してしまったものも含めて書いておきます。
●「文藝別冊 川上未映子」
最近文庫化された川上さんのエッセイ『おめかしの引力』のトリビュート創作「伊勢丹奇譚」(7句+プチエッセイ)を寄稿しました。内容を読んだあと、文庫のグラビアページをもとに伊勢丹を吟行して書きました。川上さんの作品からは、口語をいかに作品化するかを学んだと言えるかもしれません。「早稲田文学女性号」のときは、全体を通して神戸弁をいかに俳句にするかを考えて書きましたが、今回方言が入っているのは一句。ヒントはタイトルです。
●「ar」12月号 冬こそ出しとこかわいいお色気 セクシー特集号
「ピュアな恋心」の描かれた作品紹介で、『そんなことよりキスだった』をとりあげていただきました。あいみょんやフィッシュマンズと同じページに登場することができて感無量です。
●CRCK/LCKS「たとえ・ばさ」
歌詞を書かせていただいたCRCK/LCKSの「たとえ・ばさ」という曲のセッション動画が公開されました。よろしければご視聴ください。年末もライブに行ってきましたが最高でしたね……。今後も作詞の仕事、やっていきたいと思っています。
→紹介記事
動画
●「俳句」1月号
仙田洋子『はばたき』句集特集にて、〈あちこちに産卵されて山笑ふ〉の鑑賞を寄せています。いろんな側面のある句集ですが、いのちの描かれ方に着目しました。
また、2号前の11月号に寄稿した作品について、合評鼎談で山口昭男さんに「十一月号のいちばんの問題句」として〈水は歯を街と思ひぬ落葉期〉を挙げていただきました。さらに、柿本多映さんにプレゼントした絵本『ほんやのねこ』(ヒグチユウコ著)が新年詠として登場しています!嬉しいです。
●株式会社ミツウロコグループホールディングス社内報「さんかく」にて連載「句のある暮らし」開始。それにともない、イラストレーション担当の原麻理子さんとの対談が掲載されました。
社内報なのでみなさんにお手にとっていただくことはできませんが、許可をいただけましたので、記念に写真を掲載しておきます。
2020年は変化の大きい一年になりそうです。あまり大きな目標は立てず、体調に気をつけて、その都度できることをやっていきたいと思います。
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